飛行機を見に行った
先週末に鳥人間コンテストを彦根まで見に行った。
滑空場でテストフライトするのを見たことはあったものの、実際に大会を見るのは初めてで、きっと京都に住んでいなかったら行かなかっただろうと思う。
昔グライダーをやっていた頃はとりあえず飛行機が飛ぶことはある程度当然だったので、見た目は普通に綺麗な飛行機なのにうまく飛ばなかったり、突然失速してしまったりする飛行機を目の前にするのは不思議なきもちだった。
毎回壊れてしまうものを大人数で作っていて、しかも、ちゃんと組織が統率されているというのにも驚く。よくよく調べてみると、毎年出場できるチームばかりではなくて、出場するためにある程度変わった飛行機を作る必要(プッシャーとか1毎ペラとか)もあるみたいで、純粋な競技会ではない難しさも感じる。
最近読んだ本、もとい漫画
- 作者: よしながふみ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2012/07/13
- メディア: 文庫
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よしながふみのガチホモ漫画。面白い。同人誌掲載分も載っていて良い。
"きのう何食べた?"に比べるとガチ度が高いので万人にはおすすめできない。
昔貸してくれた人は、見ると危ないよ!という意味で付箋を貼ってくれていて非常に面白かった。
この世で一番おもしろいマクロ経済学――みんながもっと豊かになれるかもしれない16講
- 作者: ヨラム・バウマン,グレディ・クライン,山形浩生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2012/06/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ちょっと前によんだ
この世で一番おもしろいミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講
- 作者: ヨラム・バウマン,グレディ・クライン,山形浩生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/11/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 13人 クリック: 181回
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の続き。山形浩生訳の漫画。例によって経済学は疎いの面白い。
どうして不景気なのに緊縮財政するんや... と思う事しきり。
よく寝て、洗濯用洗剤も買えたし、自転車のブレーキも一応なおったし、プチメックのパンは美味しかったし、妻とも長電話できたし、穏やかな日。
正反対のことを言う
時々いつも言ってることや思ってることと正反対のことを言ってしまって、八方美人ぽくて嫌だなと思うことがある。
まあ、またやらかしてしまっただけなのだが、方法論とか導入とかが嫌なだけでイラッときて反対意見を述べるというのはあまりよろしくない。一方で議論が活性化するならそういう役を演じるのもありなんじゃないかな。と思いつつ悶々とする。夫婦だったら後で謝ったりもできるのだけれどね。
日記を再開してみる
特にテーマは決めないで、日記を再開してみる。前の記事もそう宣言しているけれど。
昨晩は夜中まで妻と長電話していたので起床が非常に辛い。その妻に起こしてもらいつつどうにかTOEICを受けに向かう。今回の会場は龍谷大学で初めての訪問。阪急に乗っている途中で腕時計を忘れた事に気づいて、現地近くで売っているところを探すも全く見つからない。しかたがないので、とにかく急いで解くことだけを考えて問題をとく。それなのに、いつもより時間に余裕があって本当にひどい感じ。
帰り道に三条でおりて、movix で"おおかみこどもの雨と雪"をみる。最近色々あったのに加えて疲れも溜まっていてボロボロ泣いてしまう。起伏は(比較的)少ない映画だし、スペクタクル超大作って感じでもないけどいい映画だった。
帰宅して、森博嗣の"常識にとらわれない100の講義"をパラパラとめくる。ほんと、自己啓発はしょうもないなあ。とも思うのだけれど結構すきなフレーズもいくつかあって良い。
たまに泣くといろいろすっきりして元気になる。というのは映画館で働いてた時に支配人が言っていた言葉だし、いろんなところで聞くオカルトな気もするけれど、わりと信じている。
しばらく日常を書く日記にする予定
表題のとおり、日常に起きたことをこちらで書いていこうかと思っている。
さて、今日は 京都市水道創設100周年記念事業「記念式典・イベント~これまでも,そして,これからも~」の実施(参加者募集)/京都市 上下水道局 総務課 に行ってきた。
水道100周年を記念して、さかなクン(さん)がやってくるというイベントで"さかなクン"が面白そうなので参加してみた。
前半のセレモニーはよくある行政のイベントという感じで、今時オープニングが音楽隊とカラーガードかすごいな、おい。という時間だった。
そして主な目的である、後半のさかなクンのトークイベントはというと、これが想像以上に素晴らしく大変勉強になってしまったのである。さかなクンが、模造紙に魚の絵を描きながら、その魚について解説をするというスタイルで進められるのだが、参加者には子供が多いのでステージに呼んで描いている魚の名前を当てさせてみたり、トークもつねに絵を描きながら進めていくので内容が高度なわりに小さいお子様でも楽しめたのではないだろうか。
もともとがイラストレータという事もあって、当然絵はうまいのだけれど、ホワイトボードに貼った模造紙にマジックで描く絵も超絶うまいのでびっくりしてしまう。精細な魚のイラストを描く技能とは全く別物のようにも思えるのだが。とにかくパフォーマンスの素晴らしさに驚く、良い時間であった。
講演会後は、岡北で親子丼とうどんをいただいて帰宅。旨し。
岡北 おかきた - 東山/うどん [食べログ]
この世で一番おもしろいミクロ経済学感想
この記事(http://synodos.livedoor.biz/archives/1869218.html)で気づいて購入してみた、漫画でミクロ経済学を学ぶ本。漫画で学ぶ〇〇みたいな本は信用ならないので(正確性という意味よりは身になるかという意味で)、基本的に買わないようにしているのだが、山形先生が訳す位ならそれなりに面白かろうと思って購入。
経済学はこれまた山形先生訳のクルーグマン教授の経済入門 を読んだくらいで基本的に門外漢なのだが、とても楽しめた一冊。比較優位、サンクコスト、囚人のジレンマ等々、聞いた事はあるしある程度わかってるつもりの単語だけれどきちんと説明できないなあと思っていた概念がかなりわかりやすく説明されていて大変よかった。一連の概念がひと通り道筋をもっているのが確認できたのも良い。
当然わかり易すぎる嫌いはあって、ちゃんと勉強するならもう少しまともな本を買って読むべき、というのは訳者解説にもある通り。クルーグマンの教科書を読もうかと悩んでいるところである。
原著者のヨラム・バウマン氏の、お笑い経済学者ぶりについては、http://d.hatena.ne.jp/travelbookcafe/20111206/1323166819 に有名らしいマンキューの十大原理のお笑い訳がある(今回紹介した本の批評もある。)ので参照すると良い。やさしい日本語訳も付いているから安心だ。ネタとしては、わかりにくい経済の原理をわかりやすく説明する体で、経済学を小馬鹿にしているようにみえる。これは我々プログラマーの、わかりにくい専門用語にも使えそうだ。お笑いプログラミング入門とかあってもいいのにね。
漫画なので文章量は少なく、山形節を感じられるはずの部分はそんなに多くないはずなのだが、節々にらしさを感じたのは、訳のせいなのか、そもそも原著がそういう雰囲気なのか判断がつかない。たぶん前者なのではないかと思っているが。マクロ経済学についても、発行予定があるようなのでとても楽しみ。
僕とはてなとIRC
我が家のアドベントカレンダー。
お菓子やさんに行くと色々あって楽しいですよ。
Hatena::Staff Advent Calendar 2011の11日目の記事です!
こんにちは、はてなでアプリケーションエンジニアをしている id:r_kurain です。普段は人に言えないような秘密の業務をしています(キリッ)。
僕とはてなの出会いについて書いても良かったのですが二番煎じもいかがな物かと思うので、今日ははてなの社内ツールについてお話しします。
はてなでは、普段からIRCと呼ばれる古くからあるチャットシステムが利用されていて、オフィスの空間は静かなのに、画面なかでワイワイやっているということが度々あります。IRCぐらい使ってるIT系企業はいくらでもあると思うのですが、人事からサポート部の方々までいるのは珍しいのでは無いでしょうか。
基本的にはチーム毎にチャンネルがあって、それぞれのプロダクトについて議論や報告が交わされているのですが、中には新発売のガジェットについて話し合うチャンネルなどもあって、盛り上がると海外に発注まで掛けてくれる人がいる大変便利なツールになっています。
結構な流量で、会話が流れていくので仕事に集中しているとIRCに気づかずログが流れて行ってしまうことも多々あります。各々にロガーを仕掛けたりもしているのですが、もうすこし便利に気づくものがあっても良かろうという話をしていたら、
"ゆっくりが読みあげたらいいんじゃね!"
という話になったので実際に作って見ました。
なるべく簡単に事を済ませたいので、IRCクライアントは社内推奨クライアントである limechat を使っていると仮定します。limechat はログをファイルに書き出す機能があるのでこれを設定します。
"設定"にありますよ!log tarnscripts を有効に!
無事設定できるとチャンネル毎にファイルが作成されるので、これをどうにか読み上げることにします。
ゆっくりといえばSoftalk さんですが、残念ながら OSX では動かないので近いものを探すことにします。SayKanaが非常に近い感じで喋ってくれるのでこれを採用します。
ひらがなとカタカナしか読みあげてくれないので、MeCab を利用してひらがなに変換した上で、SayKana に渡すようなスクリプトを書きます。
あとは、先のlimechatが吐き出す log をこのスクリプトに渡すだけでゆっくりが読みあげてくれるというわけです。
tail -f ~/YOUR_LOG_DIR/current_log.txt | ./speak_irc.pl
実際運用してみたのですが、だれかの発言に気づかない事もなくなり、"う◯こ"と連呼する同期エンジニアに悩まされつつも便利なIRCライフを送っています。
それでは皆様もIRCで素敵なクリスマスをお送りくださいませ。
次回は気鋭の新人デザイナー id:ueday 君ですね! 楽しみ!